Gately v0.6.4 リリース
2026年11月3日
v0.6.4 をダウンロード · GitHub Release · オンラインでカスタムビルド
カスタムビルド
ポート転送、Web サービス、SSL 証明書の 3 つのコアモジュールを除く 22 個のモジュールはコンパイル時に外せます。UI 言語も簡体字中国語のみ、または簡体字中国語・繁体字中国語・英語の 3 言語に絞れます。
- build.gately.cn を開いてモジュールと言語を選ぶと(「Core only」「Router」「NAS」のプリセットから始めることもできます)、ページがサイズをリアルタイムに見積もり、Linux / Windows / macOS / FreeBSD のバイナリ、OpenWrt と fnOS のパッケージ、または amd64・arm64・arm/v7 のマルチアーキテクチャ Docker イメージをオンラインで生成します。同じ選択の成果物は再利用され、改めてビルドする必要はありません。
- linux/arm64 の例:フル版は 33.6 MB、コアのみは約 19.9 MB、Router プリセットと簡体字中国語の組み合わせは約 21.2 MB です。Router プリセットと簡体字中国語の Docker イメージは pull サイズ約 18.7 MB(フルイメージは 51.9 MB)で、Docker 管理を含まないイメージには docker-cli と compose が、侵入防御と STUN を含まないイメージには nftables が入りません。
- コンパイルに含めなかったモジュールの設定ファイルはそのまま残り、設定のスイッチと API トークンの権限も引き続き有効です。その API は 404 を返してこのビルドに含まれていないことを伝え、UI は該当するページと項目を隠します。フル版に戻すと元どおりになります。
- 「バージョン情報」ページには、このビルドで外したモジュールの一覧と、同じ選択でビルダーを開くリンクが表示されます。カスタムビルドはオンラインアップグレードに対応しません(オンラインアップグレードはフル版をダウンロードするため)。新しいバージョンが出たら同じ選択で生成し直し、アップグレードパッケージをアップロードしてください。
- 自分でコンパイルする場合は、
no_<モジュール>とlang_zh/lang_cjkenの build tag、フロントエンドのGATELY_LOCALES、または Dockerfile のGATELY_TAGSなどのビルド引数を使います。tools/custombuildは選択内容をこれらのパラメーターに変換します。
詳しくは モジュール一覧 · カスタムビルド と ソースからビルド を参照してください。
管理ポートを隠す
「設定 → アクセス制御」に「未認可アクセスへの応答」を追加しました。ブロック中の送信元、LAN 限定アクセスを有効にしているときの外部からのアクセス、セキュアエントリーを通っていないリクエストに適用されます。
- 既定の案内ページ、通常の 404、空白ページ、接続を切断、タイムアウトまで応答しない、またはカスタム HTML ページ(ステータスコードを指定可能)から選べます。
- 切断と無応答は接続の確立時に送信元で判定するため、HTTPS は証明書も送りません。信頼できるプロキシ経由のリクエストは自動的に通常の 404 に切り替わり、前段のプロキシがエラーページを表示するのを防ぎます。保留中の接続には時間と数の上限があります。
- 隠す方式では、管理画面に固有のセキュリティ応答ヘッダーを付けなくなり、カスタムページはスクリプトと外部リソースを禁止したサンドボックス内で表示されます。
ポート自体はスキャンで見つかるため、完全に隠すにはファイアウォールとの併用が必要です。詳しくは ハードニングの推奨事項 を参照してください。
サイトのエラーページ
- Web サービスのサイトの「エラーページ」タブで、Gately が生成する 404 と 5xx のページに、標準スタイル、10 種類の組み込みスタイル(ミニマル、ターミナル、ネオン、星空、新聞、ブルータリスト、オーロラ、ピクセル、設計図、ステータスチェーン)、またはページライブラリのカスタムページを選べます。各スタイルにはサムネイルとデスクトップ / モバイルのプレビューがあります。
- ページライブラリには HTML をアップロード・貼り付けするか、サーバー上の
.htmlファイルを参照できます。保存時にスクリプト、イベント属性、フォームなどを検査して取り除き、{code}、{title}、{host}、{path}などのプレースホルダーに対応し、出力にはスクリプトと外部リソースを禁止する CSP を付けます。 - リバースプロキシのサイトでは、バックエンドの特定のステータスコード(
404, 500-599など)をインターセプトし、ブラウザーがページを開くリクエストだけを置き換えます。API リクエストはそのまま返します。 - デフォルトサイトの設定は、どのサイトにも一致しないリクエストにも使われます。「並べ替え・一括」でエラーページのスタイルを一括設定できます。
詳しくは Web サービス · エラーページ を参照してください。
その他の改善
- ダイナミック DNS の検索をレコード単位で絞り込むようにしました。タスクの名前、グループ、備考、プロバイダーが一致する場合はすべてのレコードを、それ以外は一致したレコードだけを表示し、検索中は折りたたまれたタスクとグループを自動で展開します。Web サービスの検索では折りたたまれたリスナーを自動で展開します。
- 設定ページの長いラベルは自動で折り返し、ドイツ語やロシア語などで入力欄と重ならなくなりました。
- 管理画面のリクエストが JSON 以外の応答を受け取った場合(セッション期限切れ後にセキュアエントリーでブロックされたときなど)、再読み込みまたはセキュアエントリーを開き直すよう案内します。
- 既定のエラーページの「再読み込み」を通常のリンクにし、スクリプトを禁止する CSP でも使えるようにしました。
- 診断パッケージと
GET /api/status、GET /api/system/infoにビルド情報(カスタムビルドかどうか、含まれるモジュールと言語)を加えました。 - CI にプリセットの build tag の組み合わせのチェックを追加しました。
アップグレードの注意
- Docker は新しいイメージを pull してコンテナを再作成します。Docker ソケットをマウントしている場合は、Gately の Docker ページから Gately 自身をアップグレードすることもできます。OpenWrt は新しい
.apk/.ipkを上書きインストールします。fnOS はアプリセンターで新しい.fpkを手動でインストールします。その他のデプロイ方法では「バージョン情報」ページからオンラインでアップグレードできます。 - フル版を使っている場合は何もする必要はなく、設定形式にも変更はありません。